機内エンターテイメント設備が無くなる日も近い

航空業界


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 AAL B737-823 at ATL Airport 

 アメリカのニュースCNNのマネーサイトではアメリカン航空が新規発注した100機のボーイング737MAX機から機内エンターテイメントのモニターが無くなると報道しています。

特にアメリカ国内線であれば最大でも5~6時間。顧客が自身のモバイルツールでエンターテイメントを視聴できる環境を整えるほうが理にかなっているようにも思えます。

現在の世界のエアラインの潮流は、全ての顧客に共通のサービスをということで全席に機内エンターテイメントを装備しています。

アメリカでは、航空機を利用する9割以上の顧客が自身のモバイルデバイスを所持しているので、エンターテイメントを装備する必要が無いと合理的に考えています。

インターネットチェックインの段階など、出発の48時間前あたりから、エアラインがインターネット経由でプログラムを提供し、乗客がそれを自身の端末に保存して機内で視聴するというやりかたになっていくように思います。

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実際、昨年のオーストラリア旅行の際に、カンタス航空の国内線カンタスLINK機内ではモバイル端末がシートポケットに収納されており、シートバックに設置して視聴する体験をしました。

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機体重量も軽くなり、エアラインと乗客の両者にとっていい話に思えます。

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