進化する翼端

エアバス


A330neo_Paint_shop_rollout_2


 ©Airbus

航空機の翼の先端にウィングレットが付いたのはエアバスA300からです。1974年に初飛行した原型には無かったのですが、1984年に納入開始された進化系の-600Rにやじり型のウィングチップを装備したのが最初です。

それ以降、エアバス機には様々な形のウィングレットが開発、装備されてきました。

A320CEOのウィングレットの形がポピュラーですが、A350ではよりしなやかな湾曲した形状がコックピット周りの黒い塗装と共に話題となりました。

A321_IranAir
  

©Airbus 

 A350-900_Air_Caraibes_-_wing_close_up
©Airbus

最新のものは、A330Neoに付く「シャークレット」です。

燃費を最大4%削減し、年間で1機当たりCO2の排出量を900トンも削減するとのこと。これにより翼幅も60.3メートルから64メートルにもなります。

柔らかなせり上がった形状が最先端の形。この先どのように進化していくのでしょう。

A330neo_Paint_shop
 

©Airbus

コックピットデザインでは、エアバス社はA350で味をしめたのか、A330Neoにもこのデザインが取り入れられています。こちらも要注目です。 


A330neo_Paint_shop_rollout_1


 

タイトルとURLをコピーしました