ATR社長が来日しデモフライトを実施します

ATR


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ATR機はこの6月に開催されたパリエアショー会場にありました。

会場には、シリーズ600の70席クラス72型であるATR72-600が展示されていました。David Vargasさんの案内でじっくりと機内見学を行い、展示機らしく3種のシートアレンジを体験しました。

青色のシートは軽量化されたもので、ベンチシートのようで空の旅が楽しくなるそうなカジュアルな感じです。

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同型で48席が標準となる42型が日本で天草エアライン、続いてJACに今年から就航を開始しています。

日本でのターボプロップ機市場は40機ほどがボンバルディア製で運航しており、ATR機の3機を大きく引き離しています。

大型機での市場がボーイング寡占であるように、ターボプロップ機ではその位置がボンバルディアになっている状況。追いあげるのが大型機のエアバスに対し、エアバスグループのATRというのも似た構図です。この先この市場がどうなっていくか、楽しみです。

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日本で導入の進むATR42-600はJACで合計9機導入されます。

このクラスはボンバルディアでは競合が無く、離着陸性能のいいATR機の独壇場です。

この先、日本での買い替え需要などの受注を増やそうと、ATRの社長クリスチャン・シェーラー氏が来日し、記者会見とJAC機での体験搭乗を実施します。

この様子は次のブログ記事でお知らせします。

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