部屋からの眺め
月刊エアラインで連載の続く「世界の空港ホテル」シリーズ。国内外を問わず、空港での発着を眺める事のできるホテルはいいですよね。海外に行くときは、まず空港ホテルから探し始めます。飛行機好きとしては、見逃せません
地元、羽田空港で画期的なホテルが出来たのでご紹介しましょう。東急ホテルズの中のブランドで東急REIホテルがあります。その中で、一番新しいのが「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」。今年2018年6月1日に開業したばかり。
国家戦略都市として、川崎市が主導するのは「殿町国際戦略拠点キングスカイフロント」。2011年に稼働を開始しましたが、元々はいすず自動車の工場跡地でした。川崎駅から東に6kmで羽田空港の南側に位置します。空港から車で10分の好立地を生かした、川崎市が誇る未来に向けた都市。産業と研究の先端都市でもあります。川崎駅に向かう途中には「川崎大師」があり、新旧が融合したバランスの取れた場所とも言えます。
このキングスカイフロントの一番羽田空港側の多摩川沿いに建つのが東急REIホテルです。羽田空港の滑走路を目印にすると、22滑走路の延長線上と言えば航空ファンならわかるはず。
最上階の5階にはレストラン「グリル・キャプテン」が営業しています。テラスも備えた66席は、空港ビュー。客室は186室と大浴場も備わっています。東京に住んでいて地元のホテルには宿泊することの少ない人も、この上ない立地を生かしたこのホテルには泊まりたくなります。宿泊するだけではない、プラスワンのある場所です。
川崎キングスカイフロント東急REIホテル