欧州LCCノルウェイジャンが長距離運航便を止め、欧州域内サービスに特化するとの内容を当ブログで取り上げました。
1月14日付けの事業計画では、北欧の短距離ネットワークに集中するというビジネスモデルは既報の通りでしたが、機材構成が大胆に変わることを発表しています。
ボーイング787シリーズ37機とボーイング737シリーズ113機の合計140機の機材構成を50機のBoeing737シリーズのみにするという大胆な経営へと舵を切ることになりました。
この数字が気になりましたので、削減となる比率を計算してみました。機材数だけでも従来の35%ですが、長距離を飛ぶ中型機のBoeing787が無くなり、小型のBoeing737のみになりますので、提供座席数を数えると30%を切る比率での再スタートとなります。
規模の縮小は残念ではありますが、競争の激しい欧州の航空業界はここまでしないと生き残れないという一例です。