©ANA
英国の航空データを扱うソリューション企業のCiriumが発表する2021年世界のエアライン運航実績で到着率(オンタイムパフォーマンス)世界一にANAが選出され、2位はJALとなりました。
グローバル企業のオンタイム記録はその運航数が多いだけに偉業です。
1位のANAの運航便数は62,146で95.04%を記録しています。
2位のJALは、運航便数66,155で94.13%を出しています。
ちなみに3位以下は、アエロフロート、LATAM、デルタと続きます。
©ANA
また、空港部門でも規模の違いで4クラスの全てが日本のエアポートが1位に選出されています。
グローバル空港 1位羽田空港154,158便を扱い95.55%
ラージ空港 1位伊丹空港55,752便を扱い96.51%
ミディアム空港 1位関西空港23,400便を扱い92.05%
スモール空港 1位松山空港8,961便を扱い96.05%
また、Ciriumの発表するLCC部門で1位がソラシドエアで2位がスターフライヤーとなりました。
ソラシドエア 運航便数13,955便で97,93%
スターフライヤー 運航便数10,342便で97,75%
3位以下は、タイエアアジア、Safair、AirDoと5位以内に日系エラインが3社も選ばれました。日本では3社ともLCCではなく、MCC(ミドルコストキャリア)の位置付けですので、この発表も興味深いものがあります。
※2021年前半はコロナ禍の影響でDataに入らず、6月から12月の実績による算出です。