エアアジアグループの持ち株会社であるAirAsia
Aviation Limited(AAAL)は、2月11日にキャピタルAの急速な変革が続く中、戦略的および組織的変更を発表しました。新しくAirAsia Aviation Group Limited(AAAGL)に名前が変更されます。
新しい航空会社グループは、独立した非常勤会長としてのタンスリジャマルディンイブラヒムの任命を発表し、航空事業の戦略的成長をサポートするための新鮮な視点と強力な取締役会のリーダーシップを提供します。タンスリジャマルディンイブラヒムは、40年以上の勤務歴の中で23年をテレコミュニケーション業界、16年をIT業界で過ごしてきました。
同日、計10名のグループボードメンバーが発表されました。その中に創業者のトニーフェルナンデスの名前はありませんので、引き続きグループ持株会社キャピタルAのCEOの座にいるものと思われます。
AAAGLは、航空会社のパートナーシップやフランチャイズの機会を検討するコンサルティングサービスを提供することを任務とする「エアアジアコンサルティング会社」を設立しました。
「Santan」は、急成長中の機内および地上の飲食店チェーンであり、現在、マレーシア全土に10の店舗があります。
「エアアジアSEA」は、グループをサポートする企業サービスを提供するシェアードサービス部門であり、将来的には他の航空会社や関連事業もサポートする予定です。
「GTR」は航空会社グループのエコシステムを完成させ、エアアジアだけでなくサードパーティの航空会社にも業界をリードする地上サービス機能を提供します。
このように、航空事業に関連する傘下企業を増やしていき、パンデミックにも強い企業グループを作っていくものとみられます。