
©ルフトハンザドイツ航空 新塗装機全景
ルフトハンザドイツ航空は9月26日、2026年に迎える創立100周年を記念し、特別な塗装を施したボーイング787-9型機を発表しました。この記念塗装は、同社の歴史と未来を象徴する、特別なデザインとなっています。
100周年を祝う特別なデザイン
この記念塗装は、新造のボーイング787-9型機(登録記号D-ABPU)に施されました。機体全体を覆うのは、ルフトハンザの象徴である「鶴」のロゴ。白い鶴が青い機体の上を舞う姿は、優雅さと力強さを感じさせます。この鶴の翼は、機体の主翼へと滑らかに繋がり、一体感のあるデザインを生み出しています。

©ルフトハンザドイツ航空 機体左舷の100の文字
込められた記念の想いとCEOのコメント
機体の左側には「100」の数字が大きく描かれ、機体下部にも100周年を記念するロゴが配されています。また、右側には「1926 / 2026」と創立からの年月が記され、同社の長い歴史を改めて感じさせます。この特別塗装機は、米国チャールストンのボーイング工場で塗装が完了し、12月から定期便として運航を開始されます。
ルフトハンザ航空のCEO、イェンス・リッター氏は、この特別塗装機について次のように述べています。
「ルフトハンザの鶴は、安全性、パイオニア精神、最高品質、そして自由と信頼性を象徴しています。これは過去100年間変わらず、そしてこれからも変わりません。私たちは伝統と価値観を誇りに思い、輝かしい歴史をこれからも引き継いでいきたいと考えています。ボーイング787の特別塗装は、私たちのアイデンティティを称えるものであり、お客様の安全と健康のために日々全力を尽くす、誇り高きルフトハンザ従業員のチームを象徴するものです。」

©ルフトハンザドイツ航空 機体右舷の1926-2026の文字
空を駆けるグローバルなアンバサダー
この特別塗装機は、ルフトハンザの100周年を世界に向けて発信する「グローバルアンバサダー」としての役割を担います。世界中の空を飛び、多くの人々に同社の記念すべき節目を伝えていくことでしょう。ルフトハンザドイツ航空の特別な機体を通じて、旅行者や航空ファンは、同社の100年間の歩みと、今後のさらなる発展への期待を感じることができます。
ルフトハンザグループのこの発表は、航空業界における同社の重要な存在感と、顧客への感謝の気持ちを伝えるものと言えるでしょう。100年という歴史を誇るルフトハンザの今後の活躍に期待が高まります。