１９７０年着用開始の制服の客室乗務員が乗務するジャンボジェット７４７－８の旅を楽しみました。広報を担当するパーサーが乗務しており、メディアに向けてファーストクラスの見学がありました。機内アナウンスでは、「メディアの搭乗で写真撮影があります。差支えのある方は乗務員までお申し付けください。」と伝えています。
ファーストコンパートメントの特徴ある機首部分の形状は、自分がまさに１９７０年のボーイング７４７－２００のファーストクラスに迷い込んだのではないかと思わせる雰囲気でした。大きなエンターテイメント画面が無ければまさに往時の様子のまま。
エンジンから遠い位置にあり、静粛性の高いキャビンは旅客が食事するカトラリーを使う音さえ聞こえます。
最前方１Ａに座る旅客に黄色のユニフォームでサービスする客室乗務員。
時を超えてタイムスリップ感を味わいました。
Ｌ１ドアから搭乗するとすぐにファーストクラスと書かれた壁のサインがあり、最初から特別な空間であることを示しています。
トイレには窓があり、高級なアメニティとともに特別な空間をかもし出しています。便座ふたの形状が、周囲にマッチしているのが特徴でした。
ビジネスクラスが進化して高級化してはいるものの、ファーストクラスの存在は別格だと思わせる素晴らしいい時間でした。
