欧州への旅行は、多くのエアラインが乗継ぎを売り込んでいます。地理的に優位な北欧の代表的エアラインの一社がフィンエアー。
過去には欧州快速便というような名前で売っていたその内容がわかりやすい。日本の4都市から(2016年5月に福岡へ就航予定)欧州70都市へ。というのが今のキャッチフレーズです。
成田空港第二ターミナルからAY074便でヘルシンキへ。乗継ぎでフランクフルトへの旅程です。エアバスA330-300が現在の日本線の主力機になります。
機内に入ると、爽やかなブルーの座席が並んでいるのが見えます。
各座席には、マリメッコの枕、ブランケットとイヤフォンが用意されています。
座席ポケットにはペットボトルの水が置いてあり、親切だなと思います。
エコノミークラス担当の日本人客室乗務員が日本語でのアナウンスをしてくれますので、安心です。若い男性乗務員で、とても丁寧でゆっくりした聞き取り易いアナウンスをしていました。
機内エンターテイメントで飛行機好きをも納得させる内容があります。
飛行経路で、3Dバージョンがあります。動きのある立体映像で、飛んでいく方角がわかりやすい。
機首部に装備されるカメラも前方、後方とあり、後方カメラは離陸後には下方を映し出します。
フライトデータは、計器版を模した画面で表示してくれる遊び心のあるもので、自分が複葉機のパイロットにでもなった気分に浸れます。
当日は、満席の機内でした。忙しく働く客室乗務員に申し訳ないと伝えて少し話をしてみました。中部と関西の路線が冬ダイヤから毎日就航から週5便になったことで、成田に廻って来る旅客がいるとのこと。ルフトハンザ航空のストライキも関係していると教えてくれました。
フランクフルトのコンベンションに行くことを伝えると、「僕も飛行機が大好きです」と嬉しい返事がありました。
乗継ぎ時間があれば、ヘルシンキ・ヴァンター空港で展望施設へ行くように勧めてくれて、丁寧に手書きの地図を書いてくれました。その地図がとても正確で、全く迷うことなく行動できたのでした。
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