カナダのボンバルディアが、次世代の100-150人乗りとして開発したのがCS100型機です。ローンチとなるスイスインターナショナルエアラインズの運航開始に向けてルートプルービングフライト(路線認証飛行)を実施しました。
3月の上旬から3週間掛けてスイスインターナショナルエアラインズの就航予定先を30都市訪問しました。試験の内容は好調だったようで、6月からの定期路線就航に向けて用意が進みます。
羨ましいことに、同社に勤める友人がその見学の様子を知らせてくれました。
快晴のチューリッヒ空港で青いボンバルディアのカンパニーカラーが映えます。
コックピットは前方に4面とエンジン計器部分に1面のディスプレーが配置され、すっきりとした印象です。内側2面のディスプレーは分割表示ができるようです。操縦系統はエアバス機と同じサイドスティックになっています。
機内は、2-3の座席が25列配置され、125人乗りとなっています。
退役となるAVRO
RJ100型機の97席に較べて約30%の席数増加です。
このクラスは、MRJよりひと回り大きな機体です。
今後も活発に発注のあるマーケットですので、MRJの動きと共に注視しています。
昨年の当ブログ記事も参考にご覧ください。