珠海に入るとすぐにエアショーの告知がありました
マカオと国境を接する中国の珠海で2年に1度開催される「AirShow China2016」に行く機会に恵まれました。
中国の航空業界に世界が動かされている気がしていましたので、実際に行って確かめてみたいと思ったのです。
中国エアショーは1996年開始と歴史は浅いものの、2年に1回の開催で第11回目を迎えます。
比べて日本のエアショーは「国際航空宇宙展」との名で1966年開始と50年を迎えながら14回の開催で4年に一度の祭典と回数は少ないですね。
1971年に小牧空港で開催の第3回開催を知る身としては、飛んでこそのエアショーと思っていますので、10月に東京ビックサイトを会場とするブースのみの展示会に物足りなさを感じていたのも訪問の理由です。
当時のアメリカ海軍「ブルーエンゼルス」F4ファントムの華麗な空中演技や、ハリアー機の垂直離着陸に度肝を抜かされた経験が、今の自分の身体にある航空DNAを形造ったひとつの事象と考えていますので、エアショー=航空機が飛ぶものと思っています。
今回、行くのならばもっと早くから計画をしていれば、スムーズだったのにと後悔する訪問となりました。最終的に出発が決まったのは、1週間前。
PRESS枠で行かねばと、申し込んでみましたが、締め切りを過ぎているとメールの返信が。
前半のトレードデーには行けないことがわかり、後半戦のパブリックデーになりました。それでも平日なので、まだ混みあわないはず。
マカオに宿泊し、中国への国境を超えるのに渋滞を恐れて開門の6時前に向かうという周到さで乗込みました。
ゴンベイと呼ばれる国境事務所 珠海側です
中国 珠海からはタクシーで会場へ。1時間程度乗るのですが、200元程度(約3、200円)で安いです。さすがの早朝で渋滞は無し。タクシーは入口までは入れないので、バスに乗り換えます。9時開始の予定が朝の7時半で、すでに入場が始まっていました。
入場料550元(約8,800円)という超高額エアショーが始まりました。