天王洲アゲインで懐かしい人に会う

JAL

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先週、天王洲の住友不動産天王洲ビルへ行ったことを書きました。

今回は、本丸JALへ向かいます。役員応接室のある階に通され、お会いしたのは鈴鹿さん。過去に航空関係の団体で一緒に活動をしたことがあり、ご縁がありました。

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右が鈴鹿さん 

経営破綻前のJALは、社長が電車で通ったことが話題になったことがありますが、今は代表取締役のみが社有車で、その他役員も公共交通機関とのこと。

なかなかできることではありません。経営破綻前のJALに戻ったという話も聞きますが、意識改革はほんものです。

 話題は環境問題に向かい、航空会社で取り組む「地球環境測定」について聞きました。「CONTRAILプロジェクト」という正式名称も決まっています。

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古くは1979TDA時代の手動ポンプによる大気採取にさかのぼります。4段階の進化を経て現在では、連続自動採取の観測機器となって10機ものBoeing777に装着し二酸化炭素など5種の濃度を計測します。

 大型台風の関東直撃によって千葉では未だに停電が続きます。このような地道な活動が、地球温暖化防止の取り組みとなっていきます。

 また、JALの導入する航空機の中で、客室乗務員の腰痛になる程度に差が出ることがわかり調査に乗り出したことがあるという話も興味深く聞きました。

その機体はBoeing767。クルーのジャンプシートのクッションが薄いのかと変えるなどして実証実験をしていたそうです。訓練フライトでは、機長は0.1G毎の機体接地荷重を調整しながら調査もしました。出た回答は、座り方にあったそうで、正しい着席の仕方が周知されました。客席のシートでは腰痛にはならないので、ご安心を。

 あっという間に時間が経過し、受付を通った時に発見したのはJALが出資した米国BOOM社の超音速旅客機のモデルでした。今後のJALの挑戦を見せつけられたような高揚した気分になりました

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今後は、読者の皆さんにこのような取り組みを紹介していけたらいいなと思っています。
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