ロスアンゼルス空港南側には、一般住宅地が広がっています。
エルセグンドと呼ばれる地域で、アメリカのありふれた一戸建て住宅街です。
ここに航空機の離発着が見られる場所、ジムクラッターパークがあります。
小高い丘に、住宅地を抜ける車道があるのですが、その脇に公園と呼ぶには小さ過ぎる一角があります。実際にはいくつかのベンチとテーブルがあるだけの場所です。同所は、エルセグンドの市議会議員だったジムクラッターさんが、街の生活向上の為に空港の騒音低減に尽力を尽くした記念との碑があります。
それが、スポッティングを楽しむ場所になるなんて、アメリカらしい大らかさです。
その場所からの眺めは全ての飛行機マニアを狂喜させるものがあります。世界で一番空港と飛行機が綺麗に見える場所だと思うのですが。それが確信だと思えるのは、アメリカ国旗が誇らしく掲揚されているからです。
メキシコや南米のゲートウェイでもありますし、欧州や中近東へのフライトも多くあります。
世界二番目は、伊丹空港のスカイパークだとの意見はどうでしょう。
その昔、伊丹空港で撮影を粘っていた頃を思い出したからです。
ロスアンゼルス空港のランドマークは何と言っても、ターミナルエリア中心部に建つ白い足のエンカウンター展望回転レストランです(現在営業停止中) これと管制塔が同時に画角を占有し、蒼い空をバックに航空機が入れば、素晴らしい写真が出来上がります。
道一本を隔てた先の住宅街に、カフェでも作ればいい環境だなと思いながら、何も無いのも景観が落ちついていいのかも知れません。
空き家があれば、買って老後に住みたい衝動に駆られるところです。
プロフォトグラファーのチャーリイ古庄氏も、先日のBS番組でこの場所から写真を撮っていましたよ。 多分、彼もゆくゆくは住みたいと思っているはずです。
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