NLMシティーホッパーで飛ぶオランダの空

搭乗記

nlm

KLMオランダ航空でアムステルダム空港に着いてから、ターミナルビルを散策していました。この空港は、乗り継ぎ顧客にも優しく、大きな免税店があるのも有名です。いっとき、日本でも「SEE BUY FLY」と書かれたショッピングバッグを持った人が多かったですが、それがスキポール空港の免税店です。


空港のチェックインカウンターの造りは、各国で特徴も有り、見るだけでも楽しいですし、時刻表や手荷物タグをお願いすれば頂けることがありました。

KLMカウンターの近くにNLM CITY HOPPERと書かれた見慣れないロゴが見えます。毎週土曜日の正午からF27で遊覧飛行を行っているとの告知ちらしです。

シティーホッパーって気軽に利用できる市民の足のような名前で、楽しいですよね。実際、同社のキャッチフレーズは、Friendly all the time(いつも仲良く)というもので、堅苦しく無い庶民的感覚です。ユーロになる前のオランダ通貨50ギルダー(約5千円)で、30分程度の飛行と案内されています。その場で申し込んだのは言うまでもありません。

ホッカーF27フレンドシップは高翼なので、主輪の動きが客室窓から見える楽しい機体です。エンジンと車輪の見える主翼真横に陣取ります。

離陸後は、タイヤの動きが興味深く、結構長くクルクル回転しているんですね。

そのままの状態で、収納されていきました。

機内は、フライトを楽しむ家族連れなどが多く、一名の客室乗務員は大忙し。

グッズの販売もあって、ファンフライトに徹していていい感じです。

案内はオランダ語で解りにくいのですが、高度1400フィートであることは解りました。かなりの低高度を飛び、景色を堪能させてくれました。

土地の標高が低いアムステルダムならではのフライトです。

水と緑の多い大地をゆったりと堪能しました。

全員にステッカーが配られたのも、嬉しかったことを覚えています。

その後、同社はネザーライン社と合併し、1991年にはKLMシティホッパーとして継続運航しています。
NLM FA
  F27の狭い後方キャビンに収まるNLMのFA

  

 nlm sticker

 

   

コメント

  1. あびあんうぃんぐ より:

    いつもコメントありがとうございます。
    貴殿のご経験はいつもなかなかレアですね。
    常日頃思うのですが、それだけのご経歴なら、ブログで広くご紹介なされた方が楽しいと思いますよ。是非、お考えください。

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