スクートは7月21日から成田⇔バンコク・ドンムアン⇔シンガポール線を就航させました。使用機材は、ボーイング787-8を使用します。
将来的には20機のフリートになりますが、現在11機を就航させています。就航初便は、2015年10月登録の新しい9V-OFCが飛来しました。
この就航で、シンガポール行きはダブルデイリーのサービスを提供してくれることとなり、それぞれ台北/桃園空港とバンコク/ドンムアン空港を経由しますので、今人気の目的地をつないでいます。
初便を迎えるにあたり、成田空港で催された就航披露式典には、朝の早い時間にも関わらず、シンガポール大使館のショーン一等書記官、成田空港の木村空港長とNAAの夏目社長が駆けつけ、テープにハサミを入れていました。
スクートの日本・韓国支社長の坪川氏によると、今年10月新規就航の札幌/千歳空港とともに、関西空港の台湾/高雄空港とバンコク/ドンムアン空港経由シンガポール行きを早期デイリー化したいと意欲を語っていました。
ワイドボディーの新型ボーイング787を就航させている強みがあり、中・長距離を飛ばせるゆとりの機材です。
LCC他社に比べて日本人利用客の比率が全体の4割と高くなっています。
就航4年でかなり日本市場に根付いてきた印象があります。
ロールスロイスエンジンの見えるエコノミークラス前方で、足を伸ばしくつろいでいると、富士山がエンジンに吸い込まれそうな位置に見えました。
ウィリアム機長のアナウンスは、初便搭乗のお礼と、バンコクまでの飛行時間は6時間10分で、副操縦士と8人の客室乗務員とともに快適な空の旅をお届けしたいとの案内がありました。
客室乗務員の「スクートカフェの開店です」というアナウンスが入ると、思わずコーヒーを飲みたくなって、オーダーしました。
ドンムアン空港は、LCC天国のような様相の空港になっていました。
グループ会社ノックスクートのくちばしの付いたボーイング737が何色ものカラフルさを見せています。
搭乗記は、コラム「空旅のススメ」で改めて報告します。