トルコの観光について考える

ターキッシュ エアラインズ


atk7


ターキッシュエアラインズの本社


 ターキッシュエアラインズの会長がイスタンブールでプレスカンファレンスを開催するのを受けて、日本からメディアツアーに参加しました。

機内食工場や客室乗務員と運航乗務員の訓練施設の見学と共に行われた本社での会長の会見の様子は、「空旅のススメ」で書きましたので、詳細はそちらに譲るとして、観光の時間も設けられたので、その様子をお知らせします。

昨年5月に観光で訪れた時と明らかに違うのは、ISテロの影響を受けて日本だけでなくアジアの観光客を殆ど見掛けなかったことです。

主要な観光施設には金属探知機を持った警備員もしくは、自動小銃を持った武装警官がいて、ものものしさと緊張感の中に、安心感を持った人は多いと思います。

atk5
 

また、街のいたる所に国旗が掲げられているのは、7月15日に発生したクーデター未遂の影響を受けて、国民に更なる愛国心が生まれたからに他なりません。

atk1
昨年のグランドバザールには国旗がありません

 


atk6s


今年見たバザールは国旗だらけ 
 

これだけを見て、「安心になったトルコに出掛けましょう」と安易に言ってしまう訳にはいきません。それでも、観光した1日に不安な要素は見付かりませんでした。

外務省渡航安全情報は今でもレベル1「十分注意」になったままです。

自己責任で行って貰うのは勿論ですが、それを考えてもトルコは魅力が多い国です。

atk3
 

街中で国旗を売る地元の人

 

イスタンブール空港が昨年にはフランクフルト空港の利用者数を抜いたことはあまり知られていません。欧米の旅行者は乗り継ぎ空港としても利用価値を認めています。イスタンブールは欧州の一部。

日本から乗り継いだ先の欧州各地への旅程は3~4時間でアクセスのいい証拠。

また行ってみたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました