ターボプロップ機は、JETより低高度(多くは5、000m強)での飛行で眺めがよく視界が広い。与圧も地上に近く飛行機旅を楽しむのに適すると伝えています。
JADC日本航空機開発協会の出す資料によると、胴体径がボンバルディア2.69mに対してATRは2.87mでATRが18cm太くなっています。また、2席のシート幅を両社103cmとすると通路の幅はボンバルディアが40cmに対し、ATRは47cmと広くなっています。
Indigoの機体内部
見た目ずんぐりで愛らしいATRがスマートで精悍なボンバルディアに対して想像通りの数値でした。
JTA機内誌「Coralway」の取材でライバル機となるDHC8-Q400CCに搭乗したばかりですので、比較ができます。機窓の視野はATRがより広く感じます。
脚が胴体にある分、翼に付くQ400より広々としています。
Q400の脚の動きを見るのもいいものですが、出力の高いエンジンは俊足で、大きさも相当なものです。
シートピッチはJTAに軍配があがりますが、これはエアラインの戦略であって機体メーカーを比較する材料にはなりません。
実際に乗ってみないとわからないものですね。