エアバスはA330neoの実用飛行試験を実施

エアショー

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©Airbus

エアバスはA330の次世代機A330neoの試験飛行を兼ねて世界15都市へ150時間の飛行を行いました。これは、路線実証飛行試験と言われ、ETOPS運航、代替空港への着陸、空港でのハンドリングサービスのテストを行いました。この2018年6月18日から3回にわたって7月7日まで実施。アジアはクアラルンプールを拠点に、バンコク、香港、マニラ、ジャカルタと廻っていますが、発注をしていない日本は取り残された格好。

 

この後、イギリスファーンバラで開催の航空ショーで機体のお披露目がされる予定です。機材はTAPポルトガル航空の塗装をまとったA330-900型で、ロールスロイスのTRENT7000エンジンを搭載しています。従来機より25%の燃料消費を削減し、航続距離は平均1,500海里延長されています。新しいウィングレットはウィングチップ「シャークレット」と呼ぶのだそう。色々新しい装備は、気になりますね。

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©Airbus 

現在17の顧客から214機の受注を受けています。エアバスのワイドボディー機の中では最大のベストセラー。エアバス最大機数でナローボディーのA320シリーズと共に、更なる受注を増やしていくと思われます。

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参考画像 TAP Air Portugal Boeing727

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