現在、世界に500機近くが現役で活躍するのはボーイング747-400型機ジャンボジェットです。最盛期では56機を保有し現在でも31機を持つBritish Airwaysが7月17日に完全退役を発表しました。現役でこれだけの保有機数を持つのは、British Airwaysが最多です。
昨年は、British Airwaysの創立100周年で3機のボーイング747-400型機にレトロ塗装を施したばかり。まだ数年は飛んで欲しかった機体です。ボーイング747-100型機から数えてジャンボジェットの総導入機数は97機で、JALに次いで世界第二位です。
エコノミークラスのサービスの様子
British Airwaysのジャンボジェットには2018年にワシントンダレス国際空港とロンドンヒースロー間で搭乗していました。再度、ブログ上でお知らせするとともに、写真を掲載したいと思います。
世界の航空機は双発機に集約され、4発エンジン機は稀少になっています。それゆえに没個性になっていくのが残念です。ジャンボジェットのアッパーデッキの丸い天井。アッパーデッキに向かう階段。操縦席下のメインデッキNo.1コンパートメントの優雅な個室空間。アッパーとメインを結ぶギャレーのエレベーターなど、他の機体には無い装備がたくさんありました。
ワシントンダレス国際空港(IAD)でのBAボーイング747-400
この先、貨物機としては長く運航していくでしょう。このブログでも、その動向を追っていきます。