アラスカ航空は10月12日に、ワンワールドアライアンスに加盟することを発表しました。予定は2021年3月31日からで、同社は88年の歴史の中で初めての出来事と紹介しています。
アラスカ航空は、1932年に創業したアメリカの老舗エアラインです。1970年代の米国規制緩和(デレギュレーション)で倒産するエアラインの多い中、西海岸とアラスカ州を結ぶ唯一の路線を多く持つことで地位を確立。サービス面でも多くの受賞歴を持つ優良エアラインです。アラスカ先住民の顔を尾翼に描く特徴があり、ディズニーやサーモンを胴体にデザインする特別塗装機が多いことでも有名です。
©Alaska Airlines
1日1,300便以上を運航し、従業員23,000人以上の同社は、実は有償旅客キロ(RPK)でANAと規模が同程度でJALよりも大きいと言えば、意外と思われるかも知れません。
アメリカの地方エアラインだと思うのは間違いで、かなりの規模の会社に育ちました。
これでワンワールドは4か国に就航国を持つ117の目的地が追加されます。