昔から現在に続く定番土産は多くあるものの、どこにでもあって手軽なのは絵葉書です。たかだか紙一枚ですが、込められた情報量は多く、保存もし易く手軽です。
過去には多くの学生がこぞって買い求めたペナントは部屋を飾るには場所を取り、目的地ばかりが主張され影を潜めてしまいました。
伊丹空港で、色々な物を購入してきましたが、今回ご紹介する「しおり」も、ペナント同様にいつの間にか消えて行った土産物です。
本を読む機会が減った事もありますし、文庫本にはかならず出版社のしおりが付いて来ますので、わざわざ買うこともありません。
そのような中で、ご紹介するのは「ジェット旅客機」と「世界のスチュワーデス」です。機体は細長く、身体も縦長なことからしおり向きの素材ですよね。
ここに付いたリボンがアクセントで、全部色が違えてあるのはご愛嬌です。
掲載画像は、しおり全部ではありません。お気に入りだけをピックアップしてみました。
どちらも、全日空と日本航空があるのは定番だからですね。
機体が、当時の両社の最新鋭でJALがDC-8、ANAがボーイング727なのも懐かしい限りです。
スチュワーデスのしおりは、日本航空の機内がDC-8のファーストクラスでしょうか。ハットラックが新鮮ですし、エコノミーとの間はしっかりドアがあります。現在では、セキュリティの関係でドアは設置できないですから面白い発見です。壁に扇子が飾られているのも楽しいですね。
裏面には、「東京を起点とした、飛行距離・飛行時間・運賃(1等、2等)」と書かれています。面白い記述はローマまでがインド経由で25時間15分掛かり、2等で23万円、1等が38万円なのが発見です。
せっかく実家で見付かったものですので、今後は無くさず大事にコレクションしていこうと思います。
コメント
いやーぁ!これはすごいですね。
大好きだった 727 と DC-8 ですからね、完全にお宝だと思います。
スチュワーデスのしおりも、時代背景を見ることができ素晴らしいものですね。
飛行機マニアなら是非手に入れたいと思うでしょう。
羨ましい。
フジマサ様
コメントありがとうございます。 私もDC-8とB727は大のお気に入りなので、同感です。
年末年始に実家に行き、家族で大掃除して出てきた時は、小躍りした品なのです。
時代背景が解る貴重な物として大事にします。是非、実物をお見せしたいものです。
今後ともあびあんうぃんぐを宜しくお願い申し上げます。