©Airbus
欧州エアショー奇数年の開催は、パリのル・ブルジェ。今年のエアバスは展示に力が入ります。エアバス誕生50年の歴史を振り返りつつ、未来へのテクノリジーを思う存分に披露します。
飛行展示は今後のフラッグシップ機となるA350-1000型機が用意されています。地上展示はA330neoに加え、ここのところのエアショーの定番エアバルティックのA220-300が披露されます。ショーの後半には、昨年のファーンボロにも顔を見せたハイフライのA380も姿を見せます。
更には、A321neoは引き渡したばかりのラ・コンパニーの塗装で飛来。76席のオールビジネスクラスの機体をお披露目します。前回2017年のショーでは、WOW Airへの機体引き渡し式を敢行し、同社は経営破綻しました。同じ轍を踏みたくないエアバスは、経営のしっかりしたラ・コンパニーに出展依頼した様子も伺えます。プレミアムエアラインは成功しないという業界の常識を覆し、オールビジネスクラスの同社は、2013年創業で6年間飛んでいます。
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A330の軍用機型MRTT(空中給油機)も飛来予定。ヘリコプターなどとともに、民間機は華々しい展示でショーを盛り立てます。