デ・ハビランド・カナダがハイブリッド航空機の開発を進める

航空業界

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©De Havilland Aircraft of CanadaLimited
日本では、ANAJALの両グループで保有するターボプロップ機DHC8-Q400は、デ・ハビランド・カナダが製造する機体です。同社は715日に、エンジンメーカーのプラットアンドホイットニー・カナダ社とともにハイブリッド航空機の開発を進めると発表しました。

機体は一回り小さいDHC8-100型で、2022年に地上試験を行い、2024年には飛行試験を行うと計画されています。

現行のターボプロップ機よりもCO2排出量を30%削減することを目標としています。このプロジェクトはカナダ政府、ケベック州が投資する16300万カナダドル(約142億円)によって進められます。

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ANAのDHC8-Q400 

デ・ハビランド・カナダのCDO(チーフトランスフォーメーションオフィサー)であるデイブリッグスは、次のように述べています。「デ・ハビランド・カナダには、90年以上にわたってカナダおよび世界中の航空を支えてきた革新の遺産があり、ハイブリッド電気推進技術の開発を支援する地域航空機の最初のメーカーであることを非常に誇りに思っています。

プラット・アンド・ホイットニー・カナダおよびカナダ政府と協力して、より持続可能な航空に貢献する可能性が高い気候変動に優しい航空機の開発を促進することを楽しみにしています。

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RAC(琉球エアコミューター)のDHC8-Q400 

この技術は、より大きなDash8航空機モデルでも運用できるように拡張可能であると予想しています。プラット・アンド・ホイットニー・カナダとのコラボレーションは、デ・ハビランド・カナダが実施している他の重要な投資とうまく連携しており、Dash 8シリーズのターボプロップ機が商用航空、貨物輸送、およびミッション運用を将来にわたってサポートし続けることができるようになっています」。

環境投資が進み、SAF(持続可能航空燃料)、水素、電動とそれぞれの手法での温暖化抑止ができていく中、カナダの取り組みも注目です。

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