リクルート社ABROADの「エアライン満足度調査」とSKYTRAX社の「ワールド・エアライン・アワード」が相次いで発表されました。
ここ数日、エアライン各社の宣伝にこの結果が反映されてきています。
前回のブログ記事で内容を触れた後で宿題を2つ設けました。
KLMのランクアップ(昨年15位から3位へ)とターキッシュエアラインズ(THY/昨年7位から18位)のランクダウンの理由を知ることです。
私にはどうしても不自然に思えました。
両社ともに搭乗経験があり、好きな会社だけに理由がはっきりしないままでは気持ちが収まりません。
結局、リリース記事お問合せ先の株式会社リクルートライフスタイル社に電話で確認を取ってみました。
KLMのランク上昇の理由です。
1.
欧州系の中では、手頃で使いやすい運賃である。
2.
乗り継ぎ客への利便性が優れている。
1.テロ(2015年10月アンカラにて)の影響で、乗り継ぎ空港としてイスタンブール空港の利用が減っている。
2.空港職員の対応が良くなかった。
3.ロストバゲージがあった。
という回答でした。
この理由で、ランクが変わってしまうのではエアラインとしてはやりきれない。
顧客満足度ということなので、空港対応が入ってしまうのは仕方ないにせよ、「乗り継ぎ空港としての機能」は、エアラインだけの努力では成しえないからです
空港職員の対応というのも、テロの影響を受けて混乱した中で、通常の対応ができなかった可能性も考えられます。
後編に続く