ボーイング エバレット工場が民間空港になった

ボーイング

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©Alaska Airlines

ボーイングのワイドボディージェットを生産するシアトルのエバレット工場。

地名は、スノホミッシュ郡ペイン・フィールドと言います。航空機を製造する場所なので、完成した機体を飛ばすのに滑走路を備えた場所。ここに、民間空港ターミナルビルが誕生し、3月4日に初便が飛び立ちました。ニューヨークのプロペラ・エアポーツという空港会社の運営で、アラスカ航空のリージョナル部門を受け持つホライゾンエアがエアンブラエルE175にてポートランドまで定期便を開設したものです。

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©Alaska Airlines

この先、西海岸へのフライトがラスベガスやロサンゼルスを含む8都市へ広がることが決まっており、ユナイテッド航空も3月末にはデンバーとサンフランシスコへの定期便を開設予定で、シアトル北部の利便性が一気に高まります。

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©Paine Field Airport
このペイン・フィールド空港エリアは、ボーイングの工場ツアーがあるだけでなく、飛行機好きには外せない場所。ダウンタウンに近い場所にあるのが、ボーイングがテストフライトを行う空港のボーイング・フィールド。併設されたミュージアム・オブ・フライトにはボーイングのおひざ元らしく多くの機体が展示されています。この修復部門、飛行遺産コレクション、歴史飛行機協会やメッサーシュミットME262遺産センターなど多くの歴史ある航空機の展示や修復を行う場所となっています。

 ボーイング工場見学は、日本から直行便の増えるシアトル・タコマ空港から車で約60キロを移動するのが一般的です。これからはサンフランシスコやロサンゼルスから直接アクセスするのも面白いと思いますよ。

 

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