日本の大手エアライン2社が成田空港からロシアのウラジオストクへの就航を同じ日に発表したのが7月29日。両社とも2020年春の就航開始としています。リリースからはANAが2019冬ダイヤ中の3月。JALは2020年夏ダイヤ(3月29日)からとのことですので、ANAが若干早い就航を予定しています。
ロシアへの就航はANAが初めてなのに対し、JALは1967年に日ソ共同運航便がモスクワへ就航開始しています。1970年には自主運航を始めていますので、50年を超える歴史を持っています。また、ANAはコードシェアを行う提携先はありませんが、JALは同じワンワールド内にS7航空を持っています。先に情報を得ていたと思われるJALが優位だったのですね。