ヴァージン・オーストラリアのBoeing777-300ER LAXにて
ヴァージン・オーストラリア航空が11月14日にプレスリリースを発表しました。来年の夏スケジュールから始まる羽田線の就航に向けて発地のブリスベンにおいて就航承認の祝賀会見が行われたと報じています。
サー・リチャード・ブランソンがバゲージクレームのターンテーブルに乗り、寿司のレプリカとともにテーブルを廻るというもの。
©Virgin Australia
それを、大きな箸を持ったスタッフにつままれるという楽しい趣向でした。冒険家でもある彼は、自身の影響力を知っており、時として立派な広告塔の役割を果たします。
同氏によるインタビューでは、よく知った東京、それも都心に近い羽田空港に就航できることを心より喜んでいる。2020年3月29日よりエアバスA330-200型機がビジネスクラス20席、エコノミークラス255席(エコノミーXの8席を含む)仕様で運航開始しますと話しました。
羽田空港線は、ヴァージン・オーストラリア航空にとってブリスベンからの13番目の国際路線であり、年間片道約10万席、往復で20万席が提供されます。ANAとのコードシェアでオーストラリアから日本の38地点に接続ができるようになります。
日本においても知名度のあるリチャード・ブランソンがANAとともに会見を開けば、一気にブリスベンが身近になります。ヴァージン・アトランティック航空の成田⇔ロンドン線が2015年2月に撤退していますので、グループとして5年振りの日本就航にリチャード・ブランソンは喜びを隠しきれない様子でした。