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エアバスは10月8日、民間航空機で最大製造数を持つ単通路機の製造番号Manufacturer
Serial Number(MSN)が10,000に到達したと発表しました。その記念となる機体はA321neoでMEA/ Middle East Airlinesが発注したものです。
この機体は、MEAが発注した18機のA321neoの3機目の機体で、エンジンはプラットアンドホイットニーのPure power PW1100G-JMギアードターボファンエンジンを装備しています。座席数は、ビジネスクラス28席にエコノミークラス132席の計160席になっており、最大座席数240に比べかなりゆったりした配置です。
MEAは、MSN5000となるA320を2012年に受領しており、エアバスは8年で5,000機製造したことになります。MEAでもリリースを出しており、同社の75周年に華を添えるものと歓迎しています。
エアバスはA320シリーズが最多製造機となります。引き渡し数から見る各機種の比率は、A220を含むA320シリーズで74%、A330は12%、A340は3%、A350で3%、A380で2%、退役済のA300/A310で6%となり、ワイドボディ機が全シリーズで26%という数字では意外と少ないと思いませんか。