エアバスのA320シリーズが製造番号10,000に到達

エアバス

A321neo MEA In Flight
©Airbus
エアバスは108日、民間航空機で最大製造数を持つ単通路機の製造番号Manufacturer
Serial Number
MSN)が10,000に到達したと発表しました。その記念となる機体はA321neoMEA/ Middle East Airlinesが発注したものです。


この機体は、MEAが発注した18機のA321neo3機目の機体で、エンジンはプラットアンドホイットニーのPure power PW1100GJMギアードターボファンエンジンを装備しています。座席数は、ビジネスクラス28席にエコノミークラス132席の計160席になっており、最大座席数240に比べかなりゆったりした配置です。

MEAは、MSN5000となるA320を2012年に受領しており、エアバスは8年で5,000機製造したことになります。MEAでもリリースを出しており、同社の75周年に華を添えるものと歓迎しています。

A321neo Middle East Airlines Delivery Ceremony
©Airbus 

エアバスはA320シリーズが最多製造機となります。引き渡し数から見る各機種の比率は、A220を含むA320シリーズで74%A33012%A3403%A3503%A3802%、退役済のA300/A3106%となり、ワイドボディ機が全シリーズで26%という数字では意外と少ないと思いませんか。

 エアバスは20209月末で20,408というオーダーを得ており、MSN20000も視野に入ります。コロナ禍の影響でどれだけ減るか心配ではありますがひとつのマイルストンの達成はお目出たいことです。

 

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