ドバイからエミレーツ航空で帰国した。と書くと一行なのですが、それまでにはひと騒動ありました。出発前々日のPCR検査です。検査自体はエミレーツ航空のホームページを見て、予約をしておきました。そして、杞憂があたり、日本の書式では作成できないというのです。
そこは、病院のドライブスルー。「医者のサインがいるから、本院へ行ってくれ」と言います。本院へ行くと、「今の時間、医者は分院にいる」と言われ、またまた移動。再度本院へ移動し、その間、必死にスマホで検索し、必要項目が揃っていれば、書式は別でも構わないという一文を発見した上で、最後には元のドライブスルーで対応すると言われました。
ハラハラしながらEメールでの検査結果を待つと、なんだ日本政府の書式で送ってくれたと小躍りすることに。ホテルのコンシェルジュでプリントアウトして貰い、空港に向かいました。
空港からホテルの往復は、エミレーツ航空ビジネスクラスの特典で送迎車が手配できますから、便利です。
ドバイ空港は、世界中に向けて深夜帯にフライトがどんどん出発します。免税店などもほぼ全て開店しています。エミレーツ航空ビジネスクラスラウンジで過ごしますが、巨大な空間でありながら、ほぼ満席。世界は動き出しているという実感を受けました。
帰国便の出発は深夜2:55です。機内に入って、飛び立つと間もなく軽食はいかがですかと言われます。せっかくなので、寿司を頼み、その後フルフラットシートで熟睡しました。
起きてからは、中国の風景を眺めながら、原稿の執筆などで過ごしました。到着前の食事も和食の懐石弁当で美味しく、全ていただきました。
成田空港第二ターミナルビルでは本館に到着したのですが、サテライト側まで延々歩き、PCR検査やアプリの設定など10以上の関門を超えていき、ようやく入国になります。
到着口まで2時間弱で、到達できました。3時間後に予約時間を迎えるnearMeのリムジンですが、連絡先に電話するとすぐに迎えに来てもらえることとなり、予想以上にスムーズに帰宅することができました。
この原稿は、毎日来るMySOSアプリの現在地、健康確認と、ビデオ録画通話に対応しながら書いています。
面倒な手配も多いですが、貴重な体験に満足の取材旅行ができました。